準備:お葬式の知識葬儀の人数と種類
一般的なお葬式ではお通夜の翌日に葬儀・告別式を行います。お通夜をせず、葬儀・告別式後に荼毘にふす一日葬や、火葬のみのお別れのかたちもあります。それぞれに良い面と物足りなさを感じる面がありますので、後悔しないために最適な葬送の形を検討しましょう。
参列者の人数から葬儀の種類を検討しましょう
一般葬・・・10名以上が集まる
- 親族
- 友人
- 知人
- 家族や親族だけでなく、ご縁のある方々に、別けへだてなくご参列いただきます。
- ご縁のあった方々と共に偲ぶことで、社会的な区切りをつける形になります。
- 公的扶助の葬祭費や御香典がある場合は、費用の実質的な負担が軽減されます。
家族葬・・・10名ほど
- 親族
- 家族、親族を中心にお見送りを行うことができます。
- 周囲への気兼ねが少なく、ゆったりとした時間が過ごしやすくなります。
- 訃報を受けられずに寂しく思う方はいないか…など、お知らせする範囲に迷う時には、プロの意見を聞いて対応しましょう。
一日葬・・・10名ほど
- 親族
- お通夜に儀式を行なうことなく、葬儀1日に参列を集約します。
- ご家族や参列者に高齢者や遠方の方が多い場合に向いています。
- お通夜を行う場合に比べ、飲食費用などを抑えることができます。
- 故人との最期の夜が過ごしにくくなる場合があります。
火葬式、直葬・・・10名ほど
- 親族
- 葬儀の種類の中で最も費用を抑えることができる葬送の形です。
- 家族や親族を中心とした少人数の葬儀に向いています。
- 直葬の場合は、すぐに納棺して火葬場に預けるため、お別れの時間が少なめです。