準備:お葬式の知識事前相談と葬儀場の下見
遺族の心情に寄り添い、誠実に仕事をこなす優良な葬儀社、便利快適に利用できるセレモニーホールを選びましょう。やり直しが効かない葬儀のこと。後悔しないために、しっかりと葬儀社や葬儀場を選ぶことが必要です。
事前相談
不安や心配ごとは何でも事前相談して確認しましょう「わからないことがあるのは自然なこと」という気構えで、気後れすることなく、まずは何でも話してみましょう。「葬儀の流れ、もしもの時の対応、手続きの手順、費用のこと」など、何でもかまいません。途中、言葉に詰まるような場合でも、きちんとリードしてくれるかを量ることができますから、上手く話す必要はないのです。
このように電話をかけるだけでも、ある程度の対応水準や雰囲気を感じることができます。
もしここで不満を感じる場合には、そそくさと切電して次の候補を検討しましょう。
葬儀場の選び方
葬儀を執り行う場所としては、自宅、お寺、セレモニーホール、斎場・火葬場など、様々な場所が候補になります。どこで葬儀を行うかによって、必要なものや使用料、設備の充実度などが変わってきますので、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、最適な葬儀場を選ぶことが大切になります。
費用面を重視される場合
安価になりやすい順番は下記です。
①自宅 ②集会所 ③公営セレモニーホール
④民営セレモニーホール ⑤総合斎場 ⑥お寺
労力と利便性とのバランスを加味して選択しましょう。
先祖代々お世話になっているお寺がある場合
お寺でお葬式を行う、または住職に別の式場に来てもらい葬儀を執り行うなどの方法が考えられます。
総合斎場や公営セレモニーホールの場合
場所ごとで規則が異なるため、希望が叶うか否かの確認が必要です。
例えば、音響設備が利用できず、好きな音楽を流せない斎場もあります。
反対に、どのような形のお葬式にも対応してくれる所もあります。
葬儀場の下見
葬儀式場を見学して雰囲気を体感し、特徴やメリット・デメリットを確認しましょう「百聞は一見にしかず」です。
ホームページやパンフレットは、お化粧上手な所が良く見えるだけかもしれません。
「実際に行ってみたら印象が違った!」これは、いい意味でも悪い意味でも起こり得ることですから、やはり自分の眼で確かめることは重要なポイントです。
可能な限り足を運んで実際を見てから納得した上で利用するようにしましょう。
- 駅近など、アクセスはどうか
- 受付、控室など利便性はどうか
- 安置場所など全体の雰囲気はどうか